昨日は仕事が休みだったので話題の映画を見に行った。
ちょっと画像小さいですが...
最近みた映画の中ではかなりの映像美でした。自然の美しさを感じられるかと思います。
内容は陸軍測量部隊の話。見てない人のためにあまり言えませんがw
とにかくあの映像は山にサラッと行っただけでは撮れません。監督のコダワリを感じました。
ちなみに劇場内は年配の方が多く、おそらく僕が最年少だと思うくらい、おじさん・おばさん・じーさん・ばーさんに囲まれて鑑賞していましたw
まぁ...平日の真昼間から映画見に行く若者自体珍しいでしょうから...w
PR
昨日はどうも・・
映画「剣岳点の記」は、単なる山岳(登山)映画に留まらず、原作者新田次郎の今日には失われつつある真面目さが良く出ていると思う。それは主人公浅野忠信演じる旧陸軍地測量部の柴崎芳太郎と香川照之演じる宇治長次郎との会話に要約されている。「わしらが歩いた後に道はできる・・。」
「人が何をしたかではなく、何の為にしたかに価値がある・・。」という言葉です。
それは、まさに仕事にプライドと生きがい(死に場所)を見つけた人間(仲間)同士の生き様です。
僕自身は、まだ自分が20歳位の頃に入会した山岳会の先輩が源次郎尾根のS字雪渓で滑落死亡し、翌年先輩のご家族を連れて追悼山行してからは、剣からは遠ざかっています。
ただ、今後は山に登った際には山頂にある三角点を無名山塾の岩崎元郎さんではないですが、必ず触ってから帰ってこようと思いました。
Re:昨日はどうも・・
いまや夏のハイシーズンになれば多くの人でにぎわう山ですが、劇中のルートと現在のメインルートは違い、当時はとても難しい山だったということが表現されていました。「誰かが登れば道になる」という事がとても印象的です。クライミングでも同じようなことが言えると思います。